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2024年度の県内への移住者数が過去最多の3747人となったことが、県のまとめで分かった。集計を始めた15年度以降、移住者は増加基調にあり、24年度は前年度比で384人(11・4%)増となった。阿部守一知事は「移住セミナーの開催や移住相談の充実化など一つ一つの取り組みの積み重ねの成果が表れた」と評価し、「より多くの移住希望者に長野県を選んでもらえるよう取り組んでいきたい」とした。
元高校教諭で、戦争末期に川崎市から上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密謀略機関「登戸研究所」の調査研究に心血を注いだ故木下健蔵さんの約500点に及ぶ資料が、現在収蔵されている明治大学平和教育登戸研究所資料館(川崎市)から駒ケ根市立博物館に移管されることが2日、分かった。同市中沢の登戸研究所平和資料館を訪れた明治大の資料館長を務める山田朗・同大教授(68)=史学=が登戸研究所調査研究会(駒ケ根市)との懇 ...
諏訪湖のテナガエビ漁が解禁され、諏訪市渋崎の諏訪湖漁業協同組合敷地内にある市場に2日朝、24・9キロが初出荷された。昨季に比べて10キロ多く、順調な滑り出し。諏訪地方の川魚店15店舗へ順に出回る。漁期は今月末までの1カ月を予定する。
自動車修理、販売の興和自動車グループ(本社諏訪市、飯田兼光会長)が2021年から手掛ける”よろず困りごと支援”のサービス「まごころサポート」事業に、今月から諏訪市内の新聞販売会社、長野日報販売(佐久秀幸社長)と浜新聞店(吉田淳一社長)の2社が参画した。既に業務提携をしている諏訪信用金庫と計4者が協業して事業を強化、「利便性だけでなく真心で寄り添うサービスを目指したい」(飯田会長)としている。
中川村、下伊那郡松川町境の小渋川に整備された小渋ダムの維持放流水を活用した水力発電を行う県企業局南信発電管理事務所(伊那市)は2日、施設の老朽化に伴い、全面改修を行って昨年8月に運転を再開した「小渋第3発電所」の竣工式を小渋ダム学習センター前(同村)で行った。来賓や関係者ら約60人が参加して完成を祝った。
子の誕生と健やかなる成長を氏神に祈る。礼拝堂で永遠の愛を誓う。経を唱えて故人の安らかなる旅立ちを願う。宗教が対立の火種にさえなるという国がある中、日本人の宗教心に世界は特異な目を向けるのだとか▼そうだろうかと疑問を持ったのは、真言密教の聖地として知られる高野山で、早朝から熱心に参拝する訪日外国人の姿を見たから。朝の勤行に参列し、通訳を介して知ったばかりの作法を守り、心を尽くして深く頭を下げていた▼ ...
伊那市が同市長谷に整備していた「南アルプス長谷 戸台パーク」が1日、グランドオープンした。宿泊施設「仙流荘」と市営南アルプス林道バスの営業所を一体化し、併せてバスのロータリーを設置。この日は同パークを表すロゴマークのデザインも披露された。本格的な山シーズンに向けて、多機能を集約した南ア北部の山岳観光拠点として期待が高まる。
諏訪湖と八ケ岳山麓をスイム、バイク(自転車)、ランでつなぐ「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会2025」(29日)を目前に控え、実行委員会は1日、スイムの試泳とカヤックでの湖上ごみ拾いを会場となる下諏訪町の漕艇場「下諏訪ローイングパーク」で開いた。試泳に17人、ごみ拾いに約50人が参加。諏訪湖の状態を確認するとともに、湖上清掃を通じて選手らを迎え入れる準備を整えた。
伊那谷の地酒を楽しむイベント「第28回信州伊那街道初夏の呑(の)みあるき」(実行委員会主催)が31日、伊那市荒井のセントラルパークといなっせ北側広場などで開かれた。実行委によると、来場者は過去最多となる1200人超。各酒造会社が用意した自慢の酒を味わい、仲間とにぎやかな時間を過ごした。
諏訪大社上社御田植祭が1日、諏訪市中洲神宮寺にある藤島社斎田で行われた。諏訪、茅野、富士見、原の4市町村各地区から選ばれた13~23歳の早乙女23人が、白装束に赤たすき、菅笠姿となり、五穀豊穣を願って青々とした稲の苗を植えた。
夏山シーズンの本格到来を告げる第71回「八ケ岳開山祭」(ちの観光まちづくり推進機構、八ケ岳観光協会、茅野山岳会主催)が1日、南八ケ岳と北八ケ岳の2会場で開かれた。両会場で神事を執り行い、今シーズンの登山者の安全を祈願したほか、式典参加者には高山植物のトウヤクリンドウなどをデザインにあしらった記念バッジと赤嶽山(あかだけやま)神社のお札が配られた。